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Interview

子育てしながら働く女性や
職場でリーダーシップを発揮している女性など多様な活躍の姿を紹介!

常に学び続け、後輩に良い影響を与えられるロールモデルになりたい。常に学び続け、後輩に良い影響を与えられるロールモデルになりたい。

高校生の頃に見ていた教師の仕事は「氷山の一角」だったことに気づく。

大学卒業後、航空会社に入社し東京で客室乗務員を3年経験。結婚を機に岡山に戻り、県立高校で英語講師を2年間務めました。実は在学中から教師と客室乗務員の両方を目指していたので、教員免許を取得していたのです。出産後、5年ほど育児に専念し、2016年度に講師で復職。同年、採用試験に合格して正式採用となり、翌年、岡山県立古城池高等学校(普通科)に赴任しました。現在、受け持っている3年生の英語授業は週17コマ。それ以外に「総合的な学習の時間」を活用した探究活動で国際分野を担当しています。その他、長期休暇中の補習授業、特別講義など教科業務に加え、生徒の進路に関わる相談や書類作成などの事務、部活動の顧問も務めています。教師になって分かったことは、自分が生徒時代に見ていた教師の姿は氷山の一角だったこと。教師の仕事は教科を教えることだと思っていましたが、教科に専念できないのが現実です。仕事は多岐に渡り、しかも様々な業務を同時に進めなければなりません。生徒の進路も多様なので幅広い対応力が求められます。大変ではありますが、大人になる一歩手前の高校生の可能性は無限大。悩みつつも輝いている生徒と共に過ごし、彼らの成長に携わり、背中を押すことのできる教師は、怖さもあるけれど大きな責任とやりがいを感じられる仕事です。

子育て経験によって保護者目線を獲得 ー ターニングポイント ー

結婚後、子どもを2人出産。家事も子育ても夫と二人三脚で、それでも手が足りず、それぞれの両親のサポートに加え、祖父の妹など遠い親戚にも頼っています。仕事と育児の両立は楽ではありませんが、自分が保護者として幼保(こども園)や小学校の先生と接したことで「保護者は教師に何を期待するのか」「どんな感情を抱くのか」という保護者目線を得られたことが、大きなターニングポイントとなり、保護者の気持ちに寄り添える指導ができるようになったと思います。結婚して子育てをしながら教師をすることは、マイナスでないばかりか相乗効果につながると思います。高校教師だけが生徒を育てていると思わず、幼保(こども園)・小・中の先生たちから受け取ったバトンを繋いでいるんだという感覚を忘れないよう心がけています。

百戦錬磨の教師を目指して能力を高め、マルチタスクに対応したい。

近年、私のように民間企業から教員に転職する人材が増えています。私の同期にも20代から40代まで幅広い年齢で転職した教師がいます。民間で得た経験は教師の仕事に役立つと思いますが、反面、教える技術は未熟だと感じています。講師の間は、自分で積極的に他校の先生に学びに行きました。正式採用後は県の教育委員会で年次研修を受けています。中でも1年目研修で経験した「B&S(ブラザー&シスター)制度」で5年目の先生方の授業実践発表を見学したことで、自分の近い未来の姿が見えたようで前向きな気持ちになれました。その際、先輩が「年間5日間は自費で研修に申し込んでいる」と話されていました。「こんなに立派な先輩も自力で勉強されているのだから、自分はもっと研鑽を積もう」と決意。今後も教える技術をもっと高めたいと思います。仕事の効率を上げて許容量を増やし、様々な業務を器用にこなしてマルチタスクに対応していきたいと思います。また、民間で働いた経験を生かし、悩める生徒たちの目線を新たな方向に向けさせてあげられるよう努力したいです。そして、百戦錬磨な教員になり、定年まで勤めたいと思います。

クローズアップ

常に研鑽を忘れない大企業に学ぶ。

謙虚に驕らず緻密な努力を継続する、
民間で得た感覚を持ち続けたい。

航空会社では顧客満足を得るため、従業員にも謙虚に驕らずコツコツとした小さな努力に徹する姿勢が求められました。大企業でも、常に研鑽が必要なのです。その感覚は教師となった今も持ち続けたいと思っています。私自身、教え方が未熟だと感じており、そのコンプレックスは努力で解消するしかありません。日々、研鑽を積むほか、『TIME』『English Journal』『CNN English Express』などの生きた英語教材も欠かさず読んでいます。

子どもと過ごす時間は宝物。

特別でない、子どもと過ごす
日常のひと時は癒しの時間。

子どもと少しでも長く触れ合っていたいし、自分自身もリフレッシュできるので、学童保育の送り迎えや買い物に行く道中の車で子どもと一緒に大声で歌ったり、食事の時に「乾杯」と声を掛け合ったり、そういう日常の何気ない時間を大切にしています。また週末には近所の入浴施設に出かけて風呂上がりにかき氷を食べたり、室内にテントを張って「おうちキャンプ」をしたり、身近な非日常を楽しむようにしています。

働く姿を生徒たちにも見せたい。

フルタイムで働く女性の現状を
生徒たちが知ることも大切。

子育て経験豊富な女性教員は多く、相談するとあたたかい言葉をかけてくださるので心強いです。同じような悩みを経験されている先輩に話を聞いてもらうだけで気持ちが楽になるし、先輩への憧れは前に進む力にもなります。そうして、私がフルタイムで働きながら子育てする姿を生徒にも見せていきたいと思っています。なぜなら女性が働くことの意義や現状、男性の家事や子育てへの参加が不可欠な理由も知って欲しいからです。

ある1日のスケジュール

★4:00
起床
★4:30
自分の時間(勉強、教材研究など)
★5:00
身支度、朝食準備、家事
★6:00
朝食、家事
★6:40
出勤
★7:15
仕事
★19:15
退社
★19:50
帰宅
★20:00
夕食
★20:30
子どもとの時間
★21:00
入浴
★22:00
家事、教材研究
★23:00
就寝

岡山県立倉敷古城池高等学校

英語教諭

福森 悠さん

35歳

[オススメの本]

島根玲子『高校チュータイ外交官のイチからわかる!国際情勢』

[休日の過ごし方]

子どもと過ごす時間を大切にする

[リラックス法]

週末の晩酌

取材協力:岡山県立倉敷古城池高等学校
所在地:倉敷市福田町古新田116-1
HP:http://www.kojoike.okayama-c.ed.jp/
教職員数:69名
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