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Interview

子育てしながら働く女性や
職場でリーダーシップを発揮している女性など多様な活躍の姿を紹介!

子育て世代に憧れられる存在を目指し、設計の仕事を続けていきたい。子育て世代に憧れられる存在を目指し、設計の仕事を続けていきたい。

産業や社会・暮らしになくてはならないパワー半導体を設計するエンジニア。

岡山県北部の勝田郡奈義町にある(株)三社電機製作所岡山工場(本社:大阪)は、パワー半導体の設計・製造・出荷を担う生産拠点です。私の仕事は、開発された新製品や既存品のモデルチェンジに関わる設計をはじめ、品質向上やコストダウンを目的とした設計変更による工場の改善業務です。CADと3D-CADを使い、PC画面上で製品や部品、組立に必要な治具(じぐ)を設計、図面化します。また、その図面から、実際に試作品を組み立て、製品評価や寿命を予測する信頼性試験なども行います。こうして私が関わった半導体は、業務用エアコンや太陽光発電、エレベーター、新幹線、洗濯機、温水シャワー便座など、あらゆる機器の必要不可欠な役割を担い、社会に広く貢献しています。学ぶことは多いですが、常に新しい技術の知識を増やしていき、製品改良のために応用できる技術は何か考え実践し、最終的に製品が完成した時は、達成感も得られます。そして、私の改良によって製造現場が「作りやすくなった」と喜んでくれるととても嬉しいです。

時間不足解消のための働き方改革 ー ターニングポイント ー

津山工業高等専門学校情報工学科出身なので電気系は専門外でしたが、先輩に指導していただきながら仕事を通じてCADや電気回路などの技術や知識を身につけました。入社3年目から開発・設計の仕事に携わり、2012年に結婚。今は2児の母です。産休・育休を2回取得し、いずれも育休明けまでに保育園に入れませんでしたが、会社には快く育休延長を受け入れていただきました。1回目の育休後、「仕事も育児も完璧にしたい」と思っていた私は周囲に迷惑をかけないよう、残業もしていました。夫は、普段の家事や子どもが病気の時には会社を休んで看病してくれるなど協力的なのですが、子どもが「ママじゃないとダメ」と不機嫌になることも多く、仕事もプライベートも時間不足がストレスとなっていました。2回目の復帰の時は夫の交代勤務、長女の小学校入学が重なり、さらに、保育園と職場、自宅、小学校(学童保育)の場所がそれぞれ離れていて移動に時間がかかるため、定時に会社を出ないと保育園・学童保育2か所の迎えが間に合わないことが判明。体力的にも大変だったので根本的に生活を見直し、「残業しない」ことを選択。業務内にずっと悩んで思い浮かばないアイディア等も、意外と家に帰ってひらめくこともあり、限られた時間を有効活用し、効率を上げるための工夫を重ねています。

多様な制度を活用し、できるだけ長く働きたい。

設計や開発の現場では少ない人数で複数のプロジェクトを進行するので、女性が得意とする並行作業の感覚が役立つと思います。私も結婚・出産後、忙しくなればなるほど並行作業の感覚が磨かれ、どんどん器用になりました。一見すると不利なことも、考え方次第でプラスになります。私も子育ての忙しさを前向きに捉え、ムダを省いて効率を上げ、夫や子どもの希望も取り入れながら最善策を考え、いろんな制度を利用することで、製造部のスタッフにも制度を紹介できると考えました。そうすれば今後、後輩も制度を利用しやすい雰囲気づくりができるでしょうし、制度の利用も進むと思います。さらに、社内の子育て世代の憧れや目標となれるよう設計スキルを高め、将来は設計・製造・資材・品質保証・営業など、いろんな部署の人たちから喜ばれるような製品や改善案を提案できるようになりたいと思います。

クローズアップ

職場の人間関係・信頼関係を築く。

残業できなくても急に休んでも
認められるような自分になる。

私は、保育園と学童保育の迎えが間に合わないので残業できません。繁忙期などでみんなが残業していても、私だけは早く帰らせてもらっています。だから、別の機会にはみんなをフォローしたり、時間内は集中して猛烈に頑張るなど、自分に厳しくして周りに認められる働きをするよう努めています。また、子どもの急な発熱などで休むこともあるので、周囲と信頼関係を築き、休んでも仕事が回る環境を整えることも大切だと思っています。

いつも「笑顔のママ」でいるために。

子どもと過ごす時間を大切にしつつ、
タスクをこなして笑顔をキープ。

自分の笑顔や機嫌を保つことは、家族や周りの人が気持ち良く毎日を過ごすためにも必要。だから休日にも、子どもと過ごす以外の楽しみも持つようにしています。午前中に公園で遊んだら午後は子どもが昼寝するので、読書をしたり、家事を済ませたりできます。子どもと一緒に図書館で本を選んだり、上の子に裁縫を教えながら一緒に手を動かしたりするのも楽しいひと時。たまには1人時間も満喫します。

子どもと一緒に就寝で効率アップ。

ムダな作業を捨て、効率化を意識。
限られた時間で最善の方法を考える。

毎晩、子どもを寝かしつけてから家事をしていた生活を改め、2人の子どもと一緒に就寝する20時半を目標に家事を終えるようにしたら効率が上がりました。それを機に家事や仕事の手順を見直したのです。身の回りの物を減らして掃除の手間を省き、週末に1週間分の食材を下ごしらえ・冷凍保存、考える仕事は家でもできるので勤務中は手を動かす設計や試作などに集中するなどして時短に努め、自由時間とゆとりを生み出しています。

ある1日のスケジュール

★3:00
起床、お弁当づくり(私・夫・子ども用)、夕食づくり、子どもたちの準備、自由時間
★6:30
子どもを起こす、朝食、子どもの身支度
★7:35
長女を集合場所まで送る、次女を保育園に送る
★8:20
出社、メールチェック、雑務
★8:40
始業
設計、試作、来客対応
★12:20
昼食
★13:00
会議、設計
★17:10
定時
★17:30
退社、保育園のお迎え、学童お迎え
★18:30
帰宅
★19:00
子どもと一緒に入浴、夕食
★20:00
子どもの宿題・翌日の学校準備、家事
★20:30
子どもと一緒に就寝

株式会社 三社電機製作所

半導体製造本部デバイス技術課設計係

小峪 翼さん

31歳

[将来の夢]

子どもたちが大きくなっても、何でも話せる存在でいること。

[自分磨き術]

ノート術・整理術(時間管理のため)を学ぶ

[リラックス法]

ひとりの時間をつくること

取材協力:株式会社 三社電機製作所
本社所在地:大阪市東淀川区西淡路3丁目1番56号
HP:https://www.sansha.co.jp/
従業員数:693名
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