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Interview

子育てしながら働く女性や
職場でリーダーシップを発揮している女性など多様な活躍の姿を紹介!

地域住民の交流拠点となる「道の駅」を舞台に人と町の活性化を。地域住民の交流拠点となる「道の駅」を舞台に人と町の活性化を。

地域の人が喜び、活躍できる。地域に活気をもたらす「道の駅」の駅長業務。

株式会社パソナ岡山は、岡山県と広島県東部地区で多様な人材総合サービスとして、就業支援や、企業を対象とした人事戦略の提供・人材育成・研修事業などを提供しています。「社会の問題点を解決する」を企業理念に掲げるパソナグループの一員として地方創生事業を展開する他、地域の課題にも幅広くアプローチしながら、「雇用創造」を進めています。その一環で当社は、2016年4月より国道53号に面した「道の駅くめなん」の指定管理者となり、売店・レストラン・貸会議室などの運営と施設管理の責任者である「道の駅」駅長を2017年より私が務めています。約15名のスタッフと協力しながら「お客様第一」に考えたサービス・事業を展開。売店では販売に加え、地域の食材を生かした商品の開発や特産品の発掘なども手掛け、レストランでは地元食材を使ったメニューを提供しています。地元の皆さんに喜んでいただき、地域を元気にすることを目的に地元のお祭り・行事・農作業にも協力しています。

未経験の「道の駅」駅長に就任 ー ターニングポイント ー

私にとって「道の駅」駅長は、未知の分野への挑戦でした。私は、教師を目指して教育大学へ入学しましたが、「自らが社会で仕事をしないまま、社会に出ていく人を育てられるのか」と疑問を持ち、「様々な企業や職種と接することができる」人材ビジネスに魅力を感じ就職しました。営業や教育担当、人事など、異動や転職がありながらも現在まで、「人材ビジネス」の仕事に携わってきました。転機となったのは2016年12月、会社から「道の駅の駅長に挑戦しないか」と言われたことです。想定していない「異業種」への異動にあたり、不安ばかりが募りましたが上司や道の駅関係者からの励ましもあり挑戦してみることを選びました。「道の駅くめなん」は交通量の割に利用率が低く、年々売上も減少している道の駅でした。地元とのつながりも希薄で、地元の商品も来場者も少ない状態でした。右も左もわからないなか、心に決めたコンセプトは「“ただいま”と帰ってきたくなるような道の駅」です。未経験だからこその「顧客目線」を強みに、自分の大切なひとに「食べさせたいごはん」「プレゼントしたいお土産」「してほしい接客」を目指しながらお店づくりを進めました。一番苦労したのは働くスタッフの「意識改革」です。「今まではそんなことしてない」「しても無駄」という高齢のスタッフ達に、言葉で伝えるだけでなくともに働くことで徐々に理解が進み「まぁやってみるか」と動きだしてくれるようになりました。改善は小さなことの積み重ねです。行き届いていなかった清掃の徹底、業者の契約の見直し、周辺草刈りやごみ拾いの徹底、できることは片っ端からやりました。地元の会合やイベントにもどんどん飛び込んでいきました。変化が現れたのは1年が過ぎたころ。来場者が徐々に増え売上も前年比約120%と成果がでてきました。

地域の人々やスタッフが活躍できる舞台づくりに励み、黒字化を実現。

成果が上がるにつれ、スタッフの姿勢に変化が現れました。自ら「こんなことがしたい、こんなことができる」と提案してくれるようになり、繁忙時にはスタッフ同士がお互いの業務を手伝うようにもなり、全体の効率も上がって、少ない人数でも業務を回せるようになりました。全くの「異業種」と思っていましたが、振り返ると今までの経験を活かし「人材育成」「風土改革」を実践できたのだと気づきました。「道の駅くめなん」のコンセプトは今でも「“ただいま”と帰ってきたくなるような道の駅」です。地元の人は「何もない」と言うけれど、四季折々に花が咲き、初夏の菖蒲も夏の睡蓮も美しく、宝物のような場所だと思います。道の駅くめなんファンが増えていくことで、地元の方が久米南を誇れるようになるとよいなぁと思っています。と同時に、変化を恐れずともに頑張ってくれているスタッフに恩返しができるよう、黒字化を実現し、スタッフ全員を福利厚生費で温泉に連れていってあげたいと思っています。

クローズアップ

自分で自分の限界を決めない。

自分が頑張ることは大事だけど、
頼ることの方が、もっと大切。

周囲の人には「高齢者は変わらない」と言われましたが、私は「きっと変われる。苦手なことは得意な人にやってもらい、その人の長所・得意を引き出そう」と考えました。私が「人づくり・組織づくり」で大切にしていることは自分で限界を決めないこと。忖度せず、互いの持ち味を尊重し、生かし合い、得意分野の最大化を図ることで働くことが楽しいと思える人・組織・風土が育つと思います。働き方を自ら選ぶこと、頼ることも大切です。

高齢の両親と一緒に暮らしたい。

通勤距離は長くなっても親と同居。
一緒に居るから分かることがある。

私は毎日、実家の玉野市から久米南町まで片道60kmの距離を自家用車で約2時間かけて通勤しています。往復120kmですが、仕事帰りに岡山市内で芝居の練習に参加できます。父親の不調を機に実家に戻りましたが、現在は両親共に元気。家を出て一人暮らしも可能ですが、それでは顔を合わせる回数が減るでしょう。休日には芝居の活動もあるし、一緒にいないとちょっとした体調の変化にも気づかないので同居を選択しました。

プライベートと仕事は両立できる。

芝居が続けられないと思ったら
仕事の量を見直す好機と考える。

現在、岡山の劇団に所属し、芝居を続けています。芝居ができなくなったら、仕事の許容範囲を超えているということ。そんな状態では注意力が弱まり、良い仕事もできないので仕事量を見直します。管理職こそ遊びが必要。心に余裕があるから、周りの人も私と一緒に働きたいと思うのです。自分がしっかり休めばスタッフのフォローも快くできます。芝居をすることで人脈が広がり、イベント企画など仕事で役立つことも多いです。

ある1日のスケジュール

★6:30
起床、身支度
★7:30
出勤、朝食
★9:30
出社、開店準備、申し送り
★9:50
朝礼
★10:00
開店、取材対応、レジ応援、営業回り
★15:00
レストラン終了
★16:00
業者と打ち合わせ、事務
★18:00
閉店、片付け、退社
★19:00
芝居の練習
★22:00
帰宅、夕食
★23:00
入浴
25:00
就寝

株式会社パソナ岡山

道の駅くめなん 駅長

織田 紘子さん

42歳

[将来の夢]

地元で芝居を継続し、複数地域での公演を実現したい。

[リラックス法]

姪・甥と遊ぶ/細かい作業に没頭する/心を許せる友人や、興味のある人と飲む

[オススメの本]

『モモ』ミヒャエル・エンデ

[自分磨き術]

芸術鑑賞(主に芝居)/セミナー参加(ビジネス、美容、ダンスワークショップ、地域イベントなど)

取材協力:株式会社パソナ岡山
本社所在地:岡山市北区駅元町1番6号 岡山フコク生命駅前ビル
HP:https://www.pasona-okayama.co.jp/
従業員数:177名
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