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Interview

子育てしながら働く女性や
職場でリーダーシップを発揮している女性など多様な活躍の姿を紹介!

被害者の心に寄り添い、必検を期して全力で犯人に立ち向かう。被害者の心に寄り添い、必検を期して全力で犯人に立ち向かう。

事件捜査の指揮を執り、犯人検挙に全力を尽くす。

岡山県警察本部刑事部捜査第一課は、殺人・強盗・強制性交等・強制わいせつ・略取誘拐といった凶悪事件をはじめ、身元不明遺体の身元確認や事件性の有無を判断する検視、DV・ストーカー・児童虐待など身近に潜む事件などの捜査を行っています。私の仕事は主に、県下で発生したDV・ストーカーなどの事件に、子ども女性安全対策課などの関係課と連携して対応することです。その他にも、県下で発生した性犯罪事件の捜査指導にも当たっています。特に、性犯罪事件捜査に携わる捜査員に対し、被害者の心情に配慮した指導をしています。被害者とその家族が少しでも安心できるよう、そして、新たな被害を出さないために、1分でも早い犯人検挙に向け、私たちは必検を期して全力で犯人に挑んでいます。事件が発生すれば、被害者は本当につらい思いをします。被害者やご遺族の心の傷が癒えることはないかもしれません。それでも私たちは強い気持ちで捜査に全力を尽くし、必ず犯人を検挙します。なぜなら、それが私たち刑事警察の「使命」であり、私たちにしかできない仕事だからです。さらに、被害者の気持ちに寄り添い、被害者が自分らしい人生を送れるよう、被害者のご家族や恋人、パートナー、職場などにも配慮した多面的なフォローに努めています。

子育てをしながら捜査第一課の管理職へ。 ー ターニングポイント ー

中学生の頃、「警察官になりたい」と思い始め、高校入学後、「柔道経験があると採用試験で有利」と担任から勧められたのがきっかけで、少しでも夢に近づこうと柔道をはじめたところ、全国大会を経験しました。大学卒業と同時に警察官を拝命し、柔道の選手として試合に出場していましたが、その後、交番勤務などを経て平成12年、刑事課に異動となり、火事や変死を扱う係に配属されました。しばらくの間、業務に慣れずつらい気持ちで落ち込む一方でしたが、ご遺体や現場の状況から事件性の有無を判断するなど、検視は事件捜査の基礎であり、重要な仕事だと気づき「これは運命だ」と現状を受け入れ、仕事に専念し、刑事に必要な知識と経験を蓄積することができました。警察官である夫と結婚し、出産した後も、刑事警察に継続して携わり、夜中の緊急呼び出しや休日勤務、犯人を追って県外を走り回り、何日も家に帰れないことが何度もありました。そんな時は私の母親に育児を任せていましたが、子どもが病気になった時には早退したり、休暇を取得することもありました。私は、「私が休むと同僚や上司に迷惑をかけてしまうのではないか、私が仕事を続けることで子どもたちにプラスになることはあるだろうか」と悩み、何度も仕事を辞めようとしましたが、そんな時に母が「もう少し頑張ってみたら。子どもたちはちゃんと見てくれているよ」と励ましてくれました。また、当時の上司も「休んでいい。あとの仕事は任せてくれ。子どもが元気になったら頑張ればいい」と言ってくださり、周囲の理解と支えがあったから刑事を続けられました。その頃は管理職になることは考えていませんでしたが、長女が小学校へ入学し、少しだけ仕事に自信が持てるようになったので、母に「私、頑張ってみようと思う」と相談すると、家族も応援してくれました。以後、階級が上がる都度、高い捜査能力や責任が求められてきましたが、上司や同僚に支えられながら実績を積むことで自信をつけていきました。

退官まで事件捜査の第一線で頑張り、若手を育成したい。

警部になってからは事件捜査の指揮を執っています。捜査の成否は指揮能力に大きく左右されるので、これまで培ってきた捜査経験を発揮することができるポストではありますが、事件に着手する時期や捜査の方向性などを見誤れば、課員の努力が事件解決に結びつきません。事件として捜査できない場合でも被害者が納得できるよう、具体的な対応について判断するのも私の役目です。責任は重大ですが、私はこの仕事に「使命」を感じています。退官まで刑事警察で頑張り、同時に、若い警察官に刑事警察の醍醐味を伝え、「岡山の治安を担っているのは自分だ」と豪語できるくらいの仕事ができる、そんな有望な人材を育てたいと思います。たとえ異動等で刑事警察を離れる日が訪れても、県民から信頼され、悪と対峙できる強い警察を示し続けたいです。

クローズアップ

ワークライフバランスをとる

バランスを崩すと仕事も止まる。
率先して仕事と生活を調和させる。

「刑事は休めず、育児も家庭も回らないから辞めたい」と悩む人は女性にも男性にもいます。しかし実際、一人休んでも仕事は回りますが、無理を続けた部下が突然、倒れると仕事は止まります。可能な時間にできる仕事を頑張ればいいのです。部下には男女共、家庭や生活を守るよう指導していますし、私も率先して休みます。ワークライフバランスの推進は管理職の大きな役目です。

仕事で最も大事なのはチームワーク

互いに仕事を共有し、フォローし合う
体制や雰囲気は管理職がつくる。

長年の経験から、職場に風通しのいい雰囲気をつくり、互いにカバーし合える体制ができるとチーム内は安定し、人の和が醸成され、能率も向上します。しかし、課題を理解してサポート体制を整えること、見極めることは管理職の仕事です。誰にも悩みを言えない部下もいるので、私は異動した際、最初の顔合わせ時に「何でも言える職場にしよう。皆に知られたくないことは私に伝えて。」と宣言しています。

有給休暇を利用して子どもの応援へ

学校や家族の行事などプライベートを
優先して気持ちをスッキリさせる。

昔は刑事になるとなかなか休めませんでしたが、近頃は学校行事や子どもの野球の試合などに合わせて休暇を取得できます。私もママ友と一緒に子どもの試合の応援に参加しています。子どもたちに気持ちが届くよう、男性陣に負けないような大声で歌って応援すると自然と笑顔になります。今は新型コロナウイルス感染症対策で声を出せませんが、子どもの頑張る姿を目の前で見られるだけでも幸せです。柔道を頑張っている長女の応援に行くのも楽しみです。

ある1日のスケジュール

★5:00
起床
★5:10
朝食準備、自分のお弁当作り、犬の散歩
★7:00
出勤
★7:30
県下で発生した事件の確認、報告準備など
★8:30
朝礼、始業 各署が扱う事件検討、事件指導など
★12:00
昼食
★13:00
各署が扱う事件検討、事件指導など
★15:00
人身安全関連事案の発生確認、事件指導
★18:00
退庁
★19:00
買い物、帰宅
★19:30
犬の散歩
★20:30
夕食準備
★21:30
夕食
★22:30
翌日の夕食の下ごしらえ
★23:30
入浴、TVのニュースを見て全国の事件発生を確認
24:00
就寝

岡山県警察本部

刑事部捜査第一課 警部

清水 昭子さん

52歳

[将来の夢]

ロードバイクに乗って全国各地を旅すること!

[プライベート]

子どもたちの試合応援
犬の散歩

[リラックス法]

整骨院に通う

上司(次長)からの一言エール

常に「明るく、正しく、温かく」、職場の雰囲気づくりの中心となっている清水さんですが、県下で凶悪事件が発生すれば、犯人を逮捕すべく迅速かつ的確な指導力を発揮しており、捜査第一課には欠かすことができない存在です。また、家庭では強く優しくたくましい母親として、頼りになる妻として輝いています。今後も、職場と家庭、いずれにおいても使命感を持って活躍し続けてほしいと思います。職場としても全力でバックアップします。

取材協力:岡山県警察本部
所在地:岡山市北区内山下2丁目4番6号
HP:https://www.pref.okayama.jp/site/kenkei/
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